ブルノ中央広場でワイン祭り
チェコはビール大国だ。これは紛れも無い事実である。
ただし、チェコで有名なものは何ですか?と聞かれたら、答えの中のひとつにはモラヴィアワインも挙げたいところ。
チェコ東部・モラヴィア地方は隠れたぶどうの産地であり、優れた白ワインが多数存在する。
口当たりはフルーティーで爽やか・甘めなものが多く、ワインが苦手だという人でも飲みやすいのが特徴。
その中でもPálavaやRyzlink rýnskýはめちゃくちゃ美味しいので、レストラン等で見つけたら頼んでみてほしい!Regiojetの車内販売にもあった気がする。
ブルノでの中央広場に当たるnáměstí Svobody(Freedom Square)でワイン祭りのようなものが開催されていた。先週いっぱいくらいだったかな。
地元のワインやビール、それに合わせたつまみ類の屋台が立ち並ぶ。
開催日の中に平日も含まれてはいたものの、いつ行ってもたくさんの人で溢れていた。
暖かくなるにつれてこうしたイベントが増えたりカフェ・バーのテラス席が地元の人で賑わうようになっていく様子を見ていると、帰国日がすぐそばに迫っているような気がしてどこかそわそわしてしまう自分がいる。
プラハと違ってブルノには観光客が少ないため、チェコの人々の暮らしを垣間見ることができる。
お昼からこうして集まってワインを片手に談笑するマダムにはどこか生活に余裕を感じられて少し羨ましかった。
決まった時間になると音楽隊が現れて、陽気な音楽を奏でてくれる。
ワインだって一杯40kc(200円くらい)なのに、屋外のレストランで贅沢しているような心持ちになる。
食事類もたくさんの屋台があったけど、ひときわいい匂いを発していたのはこちらのポーランド風オープンサンド。
鉄板で溶かしたチーズと新鮮な野菜やサラミなどを乗せたトーストにはたくさんの人が並んでいた。
これはおこぼれをねだる犬。
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