コフォラってなに?チェコ夏の風物詩
日差しも強くなり雲の形も夏らしくなって、外を歩けば冷たい飲み物が欲しくなるような気温に。
22度で暑いんだもん日本に帰ったら死んでしまうかもしれん。
チェコの人々はわりかし頻繁に水を飲んでいるイメージがある(偏見だったらごめんなさい)。
暑い日は子供から大人まで1Lや1.5Lの大きなペットボトルを持ち歩いているのをよく見かけるし、カフェでお茶やコーヒーを楽しむことも多い。ビールは言わずもがな。
そんな暑い日が来るとどうしても飲みたくなるものがある。
Kofolaです。これがうまい。
チェコへ観光に来た人の中には、レストランや喫茶店でこの怪しげなドリンクを見かけたことがある人も多いはず。
名前の響きから連想できるようにどこかコーラに似たカフェイン飲料で、発売以来50年以上国民的ドリンクの座にあるとかないとか。
コフォラが開発されたのは1960年代、コーヒーのロースト過程で余ったカフェインをなんとか他に使えないかと試行錯誤した末に生まれたそう。
コフォラの味の決め手となるコフォ・シロップは14種の天然成分*1から作られており、本家コーラやペプシなどとは全く異なる味わい。
ドクターペッパーとかが好きな人はかなり好きだと思うんですが、結構好みが分かれるかも。
炭酸は本家と比べるとかなり弱めで、その分飲みやすい代わりにちょっと放置してしまうとぬる〜い砂糖水になってしまうので注意が必要。
スーパーやコンビニでもたくさん売っているんだけれど、個人的にはお店で飲む生のコフォラがとっても好き。
パブにもよくあるから、もうビールはいいかな...って時にもちょうどいい。
外だと40kc、スーパーだと20kcとかかな。それぞれ200円、100円くらいです。
発売当初の1960年代、1970年代は当時のチェコスロヴァキアが共産国だったこともあって西側のコーラなどが簡単には手に入らず*2、代用品*3としてではあるけれどコフォラがリフレッシュメント飲料としての地位を確立したとか。時代を感じる。
美味しいからチェコ観光の際は是非試してほしい。ただ全く飲めない人もいるから小さいサイズがいいかもね。
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