スペイン縦断チャレンジ③
前回:
今回はバルセロナで出会った犬特集です。
ラ・バルセロネータはバルセロナ市内中心部から歩いて行ける距離にあるビーチです。
訪れたのは1月中旬と日本なら冬真っ最中みたいな時期だったのに、ポカポカあったかい。
海水も大西洋と違ってそんなに冷たくないから入ってる人もいたけど、砂浜でチルしてる人の方が多かったかな。
リードを外して犬の散歩をしてる人も多い。
かいぬしも適度に目を離しているのでみんな気ままに走り回っていたり、他の犬と戯れていたりする。
砂浜ランニングってめちゃめちゃきつくない?足パンパンになるよな
座って寝っ転がってたら一匹近づいてきてくれた
そのまま犬に遊んでもらっていると飼い主がやってきて、少し話をしてくれた。
彼女はバルセロナ出身で、このビーチのすぐそばに住んでいるそう。
犬の名前がココちゃんってことや、毎日ここを一緒に散歩するんだってこと。
「たくさん食べる分大きく育っちゃって困るのよ」
そういった顔は全く困っているように見えなかったけど、「まだ生まれて3ヶ月なのに」って聞いて納得してしまった。そりゃ困るし、3ヶ月にしてはやたらでかい。うちにもデカイ猫が2匹もいるのでよくわかる
たしかにめちゃ食ってた。
「オリンピック以降バルセロナはすっかり観光地になって、このビーチも変わってしまった」
昔はいい意味でこ汚くて庶民向けの場所だったけど、今や高そうなレストランが立ち並ぶような場所になってしまったらしい。東京もそうなるのかな?古き良き場所が一瞬のために淘汰されてしまうとしたら悲しいね。
まだバルセロネータの綺麗な面しか見ていなかったのでピンと来なかったけど、少し海辺から離れてみると小さなマンションがぎゅうぎゅうに立っていて彼女の言っていたことが理解できた気がした
こういう狭い路地裏いいよね。バルセロナにはスペインじゃなくてカタルーニャの国旗(州旗?)がたくさん掲げられていて、カタルーニャ人としての民族意識をしっかり持っているのがよくわかる
"life is really good in Barcelona, and you should come back again in summer"
しっくりくる訳が見つからなかったけど、スペインで話をした人はだいたいこう言っていた。そう言えるのが羨ましかったし、実際ここで生活できたらどんなにいいだろうかと思った。
これは帰り道にあった古着屋にいた犬。
これらはピカソ美術館にいた犬。
ご存知の方も多いとは思いますがこれらは全てピカソの連作「ラス・メニーナス」からのものです。ぼくは教養がないのではじめて知りましたが
スペインの巨匠ベラスケスが描いた「ラス・メニーナス」をピカソなりの解釈で表現し直したものです。
詳しいことはしらべてください、そして興味が湧いたらバルセロナのピカソ美術館へ。
元ネタの方も観に行きたくなったのでマドリードのプラド美術館にも行ってきました。
プラドは撮影禁止なので写真はありませんが、世界3大絵画のひとつにお会いできて光栄でした
トレドでは「オルガス伯の埋葬」も観に行ったので世界3大絵画はあとふたつ、「夜警」と「モナリザ」を残すのみとなりました
↑お気に入り
……3大絵画なのになんで4つもあるんだ?
とそのシャツ。おわり。